はじめに
日経新聞2022年1月24日1月24日第3面に「国内感染5万人超」との見出しで、2日連続での新型コロナウイルスの新規感染者が23日、5万30人となった。と報じています。
また、都内では無症状の感染者ら自宅療養者(入院調整中除く)も過去最多の2万6556人となり、一週間前の3.2倍に急増している。とも伝えています。
ほかにも、関連として「濃厚接触待機、短縮も」との見出しで、厚労相が、警察や保育士を念頭に「エッセンシャルワーカー」らについて「必要であれば弾力的な運用をもう少し考えることも検討しなければならない」と述べた。との記事があります。
身の周りのコロナ状況は
現在であれば、コロナ患者が保健所から認定されると、生活や行動上の濃厚接触者を洗い出し、PCR検査による感染状況を確認するようになっており、一定数以上の感染者が認められると「クラスター」として、次のステージでの対策がとられるようになっています。
私たち建設業が注意すること
ですから、まず私たちができることは、現場をクラスターに指定されない対策です。いわゆる「3密」を避け、会話を必要最低限にし、マスクの着用を義務付ける。といったことを厳格に実施することが重要です。
現場仕事なので、マスクの着用が緩くなったり、昼食などの休憩時間での会話の運用が甘くなったり、などの運用の徹底が重要な要素となります。
現場には竣工期限がある
当たり前のことですが、建設現場には竣工期限があります。そしてその期限を厳守することが、私たち建設業を営む者にとって死命を握るといっても過言ではありません。
ですから、多くの人々が出入りする建設現場での「コロナ対策」は、地道なことを一つ一つ、必ず実行することに尽きるのです。
当たり前のこと
当たり前のことといえば、KY活動(危険予知活動)があります。
建設現場と事故はつきものと、軽視されていたKY活動ですが、21世紀になってからの対応の変化は、目を見張るものがあります。
今では、当たり前になったKY活動を振り返り、今こそ、「コロナ対策」の完全実行に役立てるべきです。
ちょっとしたことの繰り返ししか、私たちができることはありません。
日々の暮らしの中での感染対策も大切ですが、まずは、私たちが関係する建設現場をクラスターにしないことを徹底しましょう。
終わりに
建設業も社会にとって重要な役割を担っています。
日本における「コロナ対策」は、旧態依然とした使いにくいものが多く、業務の推進に大きなブレーキとなる可能性があります。
ですからこそ、私たちが関係する建設現場を止めない工夫が必要になってくるのです。一人一人が着実に行動できるように、関係者による注意喚起や指導の徹底など、今だからこそ、やるべきことがたくさんあります。
いずれコロナも終息するとは思いますが、それまでの期間に、今一度すべきことを確認して、着実に行動につなげていきましょう。
今だからこそ、やるべきことがあるはずです。